スタンドアローンのスキャナーは、データをiPadに送信します

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私がこの会社で新入社員として第一歩を踏み出したころは、アナログ時代で、資料は全て紙であった。優秀な社員を見分ける一つのポイントは、紙の資料を整理整頓し、上司の指示どおりにいかに素早く取り出せるかであった。インデックスをこまめに付けなかったために、一晩かかって大切な資料を探したことがあった。しかし、現在は違う。アナログとデジタルが混在する時代である。

ところで、先日部下たちが「Inbox Scanner (インボックススキャナー)」とやらの広告サイトを見て戦々恐々としていた。私だって紙の資料をスキャナーで読み込んでデジタル化することぐらいはできる。しかし、スキャナーはパソコンと接続して使うものだと思っていた。でもInbox Scannerはどうやら違うようだ。スタンドアローンでスキャンしようとしているらしい。

さらに読み込んだデータをワイヤレスでiPadなどのタブレットに送信しようというのだからまたまた驚きである。しかも、フィルタリング機能により、文字データ、画像データなどにファイリングしようというのだ。スキャン済みの資料はInbox Scannerの中に一時的に収納できる。重要な資料は紙で読みたいときもある。しかし、検索機能は圧倒的にデジタルが有利である。こんな優れものが商品化されて職場に導入されたら資料に付けるインデックスはこの世からなくなってしまうかもしれない。

 

gigamen_Inbox_Scanner03

 

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