熱い飲み物入りのコップに触れた時、「アチッ」となりたくない人にオススメ。オランダのStudio Lorierは3月、外側の熱を和らげるように作られた磁器製コップ『ISOLATOR CUPS』の製造に必要な資金調達を米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で開始しました。
ホットドリンクを冷めにくくする特性も
アチッと感じにくくなる『ISOLATOR CUPS』のデザインは他に類を見ないものです。コップの外側には縦に伸びたヒレ状突起が等間隔で並び、底は歯車のような形状になっています。このような作りにすることで、熱い紅茶やコーヒーを注いでも、コップを持つ手に熱が伝わりにくくなるのです。
パソコンなどに使われているヒートシンクや空冷エンジンの構造にヒントを得て作られたコップには中のホットドリンクを冷めにくくする特性もあります。家族や来客に温かいお茶などを出す時にささやかではありますが、確かな配慮をすることができます。
オプションには「使える」陶製の受け皿も
熱い飲み物から手を保護する『ISOLATOR CUPS』のサイズはミディアム(260ml)とトール(370ml)、カラーは青・珊瑚・白・緑という目にやさしい4色から選べます。オプションはシリコン製のフタと陶製の受け皿が用意されています。受け皿は小さなお菓子を置く皿としても使えます。
Studio Lorierはこれまでにもユニークな焼き物を生み出しており、GIGAMENが2018年12月に紹介した「世界的大都市を立体的に再現した皿」の商品化プロジェクト(http://www.gigamen.com/city-plates.html)は見事成立しました。手にやさしいコップも続けるでしょうか。
参照元:KICKSTARTER
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