お宅拝見して、あらびっくり!

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集合住宅に一戸建て、とにかく憧れのマイホーム。家族だろうが、おひとり様だろうがロケーション、設計、デザイン、インテリア、エクステリアと夢は果てしなく広がってしまうもの。だが実際は、建ぺい率はもちろん、その全てに限度が存在する。そして、それら全てを乗り越えて建築された世界最小最狭の家がポーランド・ワルシャワにある。その場所とは、なんとビルとビルの間なのだ。まさにニッチとしか言いようがない。

いくら一人用だとはいえ「Keret House」は、もはや狭小住宅とかいう次元ではない。なにしろ一番広いところで152cm、最も狭いところに至ってはたったの92cmしかない。これだと普通の家具でも、すでにいっぱいいっぱいではないだろうか。

それでもKeret Houseにはキッチン&ダイニング、バスルーム、ベッドルームには机と椅子まで装備されており、住宅としての機能は全く問題ない。採光もよく、このうなぎの寝床さながらの妙な狭さに、なんだか住みたくなってくる。子どもの頃、よく狭い所に入り込んでいたあの感覚を思い出す人もいるのではないだろうか。

ちなみに、このKeret Houseは、かつてここにあった2つのユダヤ人街を結ぶ真ん中にある。それはさながら2つの傷をやさしく繋ぎ、結びつけている絆創膏のようでもある。

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