潜って溺れてオーマイガ~っ!着衣の概念をとっぱらい、リストでリスクを回避しろってかっ!?

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今回は、手首につける救命胴衣「Kingii(キンジー)」について取り上げます。

Kingiiの特徴はズバリ!手首に付いているスイッチをワンプッシュすれば、瞬時に非常用の浮き袋が膨らんでくれます。

gigamen_Kingii_Water_Safety01

重た~いライフジャケットはもう要らないのかっ!?

まず、私がまだ生まれる前に田舎の川で遊んでいた姉が溺れ残念ながら助からなかった・・・という話を以前両親から聞いた記憶が蘇ります。

実際救助に頼った場合、潜って抱えて水面に浮き上がらすまでの人力作業において、ある程度の時間を費やしてしまうことは確実ですし、その間に起こりうるリスクとして低体温症で呼吸が弱くなってしまうかもしれません。

それでも、せめて気道さえしっかり確保された状態を維持できていれば後の心肺蘇生の手間も省けて生存確率がグ~ンとアップすることは間違いないので、その様な観点からもKingiiにはぜひ活躍してもらいたいですね。

gigamen_Kingii_Water_Safety02

ただ気になるのは、不意に溺れた時ってどうしても反射的にバタバタと慌ててしまい冷静にスイッチを入れることなんてできるのでしょうか?

なので、その様な状況を想定しふと思い付いたアイディアとしては潜ってからある一定の水深に到達した時にセンサーが感知し、呼吸が厳しくなりそうなある一定時間が経過した時にタイマーが作動して自動でバッ!と開いちゃうみたいな仕組みもアリですよね。

参照元:THE BRIDGE, Indiegogo

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