世界中の空の旅は夏よりも秋の方が行きやすくなっているでしょうか。KLMオランダ航空は10月25日からオランダのアムステルダムとポーランドのポズナニを結ぶ直行便を1日1往復で開設します。
KLMのポーランドネットワークは5都市に
新型コロナウイルスの世界的大流行で航空業界が大打撃を受けている今、KLMオランダ航空がアムステルダム=ポズナニ線を開設するのは、国内最古の大聖堂などがあるポーランド中西部の古都へ向かうフライトに一定の需要を見出したからだとみられます。フライト時間は1時間40分。運航機材は2クラス88席のエンブラエル175です。
KLMオランダ航空のポーランドネットワークはポズナニを加えると5都市になります。KLMは9月現在、アムステルダムから首都ワルシャワ、クラクフ、グダニスク、ブロツワフに直行便を飛ばしています。エールフランス-KLMグループ傘下のエールフランス航空は9月現在、パリ(シャルルドゴール)=ワルシャワ、クラクフ直行便を運航しています。
KLMは機内に「コロナキット」を積んでいる
ところでKLMオランダ航空は空港と機内における新型コロナウイルス対策をまとめた動画をYouTubeで公開しています。筆者が良い意味で気になった点は、感染が疑われる乗客が出た場合に備え、機内に特別なフェイスマスク入りの「コロナキット」を積んでいることです。コロナ禍での空の旅の流れをざっくり知りたい人は視聴してみてはどうでしょう。
参照元:KLM
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