数往復の「まちなか英会話」を習得できる本、買ってみました

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「街中で外国人に話しかけられた時に上手く返せるようになりたい」と思っている人はこの本で英会話学習を始めてみませんか。筆者が実際に今読んで、聴いているCD付きの『パッと答える まちなかシンプル英会話』(NHK出版)を今回は紹介します。

苦痛に感じないボリュームなので、心が折れにくい

筆者が書店の英語学習コーナーでこの本を購入したのは、手に取ってパラパラとめくった時、役に立ちそうな表現が詰まっていると感じたからです。「道の突き当たり」「次の次の電車」「駅の2番線」「並ぶ」「地下にある」といった道案内で使える表現が本の中にいくつも登場しますが、これらの日本語を瞬時に英語に変換できる人は少ないのではないでしょうか。

学習の途中で心が折れにくいように作られているのも筆者が購入した理由の一つです。144ページ、CD再生時間71分は、英語を話すのが苦手な人にとって、読む・聴くことをそれほど苦痛に感じない量に思えます。各パートのおよそ半分を占める「基本フレーズ」だけを先にマスターするのも一つの手です。30分の散歩中にすべて聴き終わることができます。

「簡単な言い回しで良い」という気づきを得られる

基本フレーズはまず日本語の出題音声、例えば「あちらのほうです」が流れるので、英語に訳して声に出します。日本語が流れてから無音が数秒続いた後、解答例の英語が流れます。解答例を聴く、あるいは本で確認すると、「That」「There」「Need」「Right」などの単語が多く登場するので、「こんな簡単な言い回しで良かったのか」と気づかされることが多々あります。

CDの音源をスマホに入れている筆者は、簡単な英単語ばかりの基本フレーズをランダム再生し、自分が数往復程度の英会話をしている光景をイメージしています。なお、ワイヤレスイヤホンを装着し、「It’s that way」などと口にしながら街中を歩いても、ハンズフリー通話をする人が増えている今、すれ違う人を驚かせることはほとんどありません。

参照元:Amazon

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