米マクドナルド 知りたくもなかった10の真実

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未定 詳細なし

日本でもマクドナルドの落ちぶれ方が話題となっているが、実は本場アメリカのマクドナルドでも売上高の減少が続いている。「過去に例がないほど酷い」とも言われる米マクドナルドについて「知りたくもなかった」10の事実をお伝えしよう。

巨大すぎて専門家の意見も焦点が定まらない

●成功の方程式を見失ったかのよう
一つ目の事実とは売上高の減少そのものだ。圧倒的に巨大な存在となったマクドナルドは世界中100カ国以上にも店舗を展開している。だが、ここ最近の内情はガタガタでつい先日も最高経営責任者であるドン・トンプソン氏が退任。その大きな理由は同社の冴えない売上高だとされている。

芳しくない経営の原因については専門家らの意見もまちまちだ。メニューが多すぎて経営が非効率だという人もいれば、最近は健康志向ブームのため後発のヘルシー系レストランに押されているという人もいる。

いずれにせよ、人気が人気を呼ぶ、という好循環から完全にはずれてしまったマックにとって「売上高が低い」ことそのものが、知られたくない大きな事実なのだ。

●ブラック企業と呼ばないで
最近、米国内でのファーストフード店に対して低賃金労働を改善するよう様々な団体が声をあげている。これは別にマックに対してだけの話ではないのだが同社はあまりにも巨大なためまるで低賃金労働企業の象徴のような存在になってしまっている。

低賃金労働者から生まれる食品は低品質である、当然消費者はそのような印象を持ってしまう。マックからしたらこれも当然頭の痛い話であろう。

●ケチ企業?慈善事業にはお金を使いません
米国では個人・団体に関わらず利益は社会に広く還元すべきという考えが浸透している。公の福祉や奉仕は国や自治体にまかせるべきとの考え方が一般的な日本とは大きく違う部分だが、どの有名企業も米国では慈善事業にはかなり力を入れている。

そんな中、マクドナルドは利益の0.32%しかこのような事業にお金を振り分けておらず、これはマクドナルドと同じ規模を持つ他の企業の3分の1以下だという。

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●駄作が多い
マクドナルドで人気の商品といえばビッグマックにフライドポテトなど発売されたのがかなり古い商品が多い。クォーターパウンダーなども人気メニューだが既に目新しさは失われている。最近のマックはヒット作不足に苦しんでいる。目新しく人気のあるメニューが開発されないのは大きな問題だ。

●他国で問題頻発
日本では消費期限偽装や異物混入事件が続発。またロシアでも政治問題に巻き込まれ数店が閉鎖に追い込まれた。もはやアメリカの顔といってもよい存在に成長しているマクドナルドは外交の手段にまで利用されているようだ。

●デブが多いのはマックのせい?
ドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」は衝撃的な作品であった。それ以来マクドナルドは肥満になる食品のシンボリックな存在になってしまっている。

米消費者団体の公益科学センターは子供がジャンクフードを過度に摂取することを防ぐため、ハッピーセットにおもちゃを入れないよう主張しているが、ファミリー客を手放すわけにはいかないマクドナルドは今のところこの主張に対して良い返事をするつもりはないらしい。

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●怪しい食材・・・
以前、ピンクスライムと呼ばれる不気味な加工肉の使用が問題となったマクドナルド。現在ではピンクスライムは使用されていないもののホルモン剤が投与された牛肉や、バンズに添加されているアゾジカーボンアミドに対しては依然として厳しい目が向けられている。

これらについて米食品医薬品局(FDA)は「人体に危険無し」と発表しているものの健康志向の強い一部のユーザーからは不評の原因となっている。

●フランチャイズ店の不満
同社の売上が落ちるにつれてフランチャイズ加盟店やそのオーナーからの不満が徐々に強まっている。彼らに言わせればマクドナルドの経営陣は馬鹿げたマーケティング手法を使い、しかも動きがノロいのだそう。また、むやみにメニューの数を増やしすぎたため店のオペレーションに支障をきたしているとの声も上がっている。

●ドナルドが一人じゃないんだって?!
マクドナルドのキャラクターといえばドナルド。赤い髪に大きな口。真っ白な顔。はっきり言って不審者にしか見えないが、人間の慣れとは怖いもので今やすっかりその存在は定着している。

だが、実はなんとドナルドは全世界にたった一人というわけではないらしい。マクドナルドはイベントなどで絶対にドナルドを2体同時には登場させていないと言い張っているのだが・・・。

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●裏メニューの存在
プア・マンズ・ビッグマック(貧乏人のビッグマック)にランド・シー・アンド・エア・バーガー(陸海空バーガー)なんて聞いたことのある人はいないだろう。これらは最近話題となっているマクドナルドの裏メニューなのだ。

プア・マンズ・ビッグマックとはマックダブルにビッグマックのソースをかけ、ややレタスを多めにしたもので、普通のビッグマックよりも2ドル安いため「プア・マンズ」と命名されているそう。

また、ランド・シー・アンド・エア・バーガーとは陸海空、つまりビッグマックとフィレオフィッシュ、マックチキンを組み合わせたいかにもアメリカンなハイカロリーメニューのことだ。

店員さんと仲良くなれば(食べたいかどうかは別として)あなたにも作ってくれるかもしれないよ!

参照元:The Wall Street Journal

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