2025年のカルフォルニアでは、こんなパトカーに追いかけられるゾ。

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2012年のLAオートショーのイベント「デザインチャレンジ」のテーマは、「2025年のカルフォルニア・ハイウェイパトロールカー」。そして、メルセデスが発表したのがこの「エナGフォース(Ener-G-Force)」だ。

エナGフォースは、同社のSUV「Gクラス」を元にデザインされてはいるが、丸みを帯びた近未来的なデザインに仕上がっている。そして、デザイン画ではあるが、最新機能も装備している。ルーフに見えるタンクの中に雨水を溜め、その水から燃料となる水素を作り出すというシステム。つまりエナGフォースは燃料電池車である。2025年もやっぱり環境は厳しいみたいだ。

設計上の最大航続可能距離は800km以上になるという。さらに、各ホイールには独立したモーターを搭載。また、路面状況や地形をルーフに設置されたスキャナーで把握し、その状態によってサスペンションを自動調節するそうだ。2025年のカルフォルニアのハイウェイは、相当荒れてるみたいだ。

2012年デザインチャレンジにエントリーした車は、エナGフォースを含めて全部で6台。ところで結果はどうだったかというと、ここまでメルセデスを持ち上げといて何ですが、優勝は富士重工業の「グローバルデザインチーム」が出品した「SHARC”(Subaru Highway Automated Response Concept)日本名:シャーク」でした。チャンチャン。

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