蚊をあなどるなかれ! 夏の天敵をスマートにやっつけるアイテム

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蚊と格闘する季節が本格的にやってきました。血を吸うのはメスの蚊とのことですが、男としては蚊に好かれるのは何とも複雑な心持ちがします。日本の蚊対策といえば、蚊帳や蚊取り線香をイメージしますが、決して万能ではない古典的な術を敬遠している方も多いと思います。

アース製薬のホームページによると、夏の天敵が吸血源を探すヒントは、皮膚の匂いや温度、そして人間から出る二酸化炭素だそうです。CO2を出さないのは無理がありますが、それを逆手に取ったコンセプトが最近発表されました。

Mostrap (モストラップ)」はCO2大好きの蚊の性質を利用したアイテムです。筒状のケースの中にはイースト菌とCO2が入っており、つられた蚊が中に入ると電撃格子の餌食になります。なかなかスマートな蚊対策は、食虫植物をイメージしたデザインになっており、一種の優雅さすら感じます。

インド人学生によるコンセプトのMostrap。蚊に刺されやすい人はぜひ窓辺に置いておきたいところですが、現時点では構想の域を出ていません。たかが蚊とあなどるなかれ。蚊が媒介する伝染病と日本の気候の変化は決して無視できるものではありません。だからこそMostrapのような効果的な対策が望まれます。

 

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