届く?腕輪型USBケーブル商品化プロジェクトに不安材料が山積

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9ドル(約970円)~詳細ページ

クラウドファンディング(CF)サイトで魅力的なプロジェクトを公開しながら、支援に対する見返り(リワード)を発送しないプロジェクトリーダーがごく少数ですが存在します。その疑いが米国発のブレスレット型USBケーブル『NILS 2.0』先行販売プロジェクトにもあります。

手首にはめておくと便利でおしゃれだが。

『NILS 2.0』を手首にはめておけば、「カバンの中で他のケーブル類と絡まってほどくのに苦労する」ことはありません。そして手首にはめることが習慣になれば、「カバンの中に入れ忘れて、モバイルバッテリーが使えない」という事態を避けられます。普段使いするなら、防水性能が気になるところですが、雨に濡れた程度ならティッシュで拭けばOK、プールやシャワーはNGとのこと。

『NILS 2.0』の魅力的な点は、スマホなどとモバイルバッテリーをつないでいない時、手首におしゃれをプラスできることです。ブレスレット型USBケーブルの素材は、水に強く、何より動物に優しいヴィーガンレザー(人工皮革)。カラーは7色で、シンプルな色を好む人には「ニンジャ・ブラック」、ゴージャス感が欲しい人には金色の「デザート・サンド」が合うことでしょう。

商品自体は魅力的だが、不安材料だらけ。

『NILS 2.0』先行販売プロジェクトは9月下旬現在、米CFサイト「Indiegogo」で38万香港ドル(約520万円)を調達しています。しかし現時点では「支援者からの質問に答えていない」「問い合わせ可能なSNSがない」「前のプロジェクトにクレームが殺到」など不安材料が目立ちます。実用性とファッション性を兼ね備えた魅力的な商品だけに、事態の改善を願うばかりです。

参照元:INDIEGOGO

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