手首に巻ける消毒液スプレーが登場 ドアノブなどもサッと清潔に

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45ドル(約4900円)詳細ページ

新型コロナウイルス感染症の予防を徹底したい人は注目せずにはいられないでしょう。米国発、小型の消毒液スプレーを搭載したリストバンド「PumPiX」の製造資金を集めるプロジェクトが6月、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で成立しました。

適量の消毒液を100回以上噴射できる

リストバンドと消毒液スプレーが一体化した「PumPiX」があれば、流水と石けんがなくても、アルコール消毒液などによる手洗いをサッと行えます。使い方は簡単。リストバンドを手首に巻き、極小の四角いスプレーの上にあるボタンをスライドすると、適量の消毒液が噴射されます。カバンやポケットの中からいちいち携帯用ハンドジェルを取り出さなくて済みます。

「PumPiX」はウイルスが付着しているかもしれない身近な場所もサッと消毒できます。スーパーの入り口と違い、家のドアノブ、エレベーターのボタン、パソコンのキーボードの前に消毒液を置いている人はほとんどいないと思われます。感染リスクを下げられるスプレーには100回以上分の消毒液を保存できます。

現時点では野暮ったい見た目の改善に期待

「PumPiX」の製造プロジェクトは目標金額の3倍超に当たる1万8000ドル(約200万円)を集めました。消毒液スプレーを搭載したリストバンドが予定通り発送され、多くの支援者が購入に満足すれば、一般販売の検討が加速するでしょう。現時点では野暮ったい見た目が改善されれば、もっと売れると筆者はにらんでいます。

今はウイルス感染対策商品に注目が集まりがちですが、完璧な対策などありえません。「PumPiX」のプロジェクトクリエイターは「ウイルスから身を守る最善策は家で過ごすこと」「手首に巻ける消毒液スプレーで手指などを清潔にしても、他の感染予防策が不十分なら、感染を防げない」とKickstarterで注意を呼び掛けています。

参照元:KICKSTARTER

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