システムとしての小物置き場

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僕はおしゃれなインテリアとかは嫌いだ。デザインというのは、実用性のためにあるのであり、見た目をよくするために機能性を落としているおしゃれ雑貨などを見ると反吐が出そうになる。

そんな僕が、クルミのおしゃれな小物置き「Rest Composure Collection」に6000円も出そうと決めたのには理由がある。

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高い物を買うことによって日常をシステム化してくれる小物置き

メガネ、メガネケース、スマホ、キーケース、花粉用マスク。毎日使うのに、いつもどこに置いたかわからなくなってしまう小物たち。これらを探すことに、人生のどれだけの時間を無駄にしてきたか。えっ? 時間としては大したことない?

けれど、たいていは朝の貴重な時間たちだ。「さて家を出るか」と思った瞬間に、「あれ、携帯どこ行った? 一本乗り遅れたら大事な打ち合わせに遅刻してしまうのに!」となって家を出る前に変な汗でグショグショになるのだ。

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そこで考えた。これまでは、マスクの箱を小物入れにしてきたから、なんとなくルールがあいまいになってしまっていたのではないか。角がビリビリになった箱ではありがたみがない。それなら逆に、ありがたみのあるものに置くようにしたらよいのでは?

そうして手に入れたのがRest Composure Collection。クルミの木の小物置きだ。高い。けれど、高い物を買ったからには使わなければならない。そうしたルールに縛ってくれることで、「小物はここに置く」というルールを僕にシステム化してくれるのだ。

おかげさまで、それ以来、朝に変な汗をかくことはない。

参照元:Rest

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