Revopoint 3Dは今冬、PC不要の世界最軽量級ハンディ3Dスキャナー「MIRACO」の先行販売プロジェクトを米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で立ち上げ、2923人から298万ドル(約4億2800万円)も集めました。
重さは750g|ワイヤレス転送可
デジカメを大きくしたような見た目の「MIRACO」は屋外でヘリコプターのような巨大対象物をスキャンできるコードレス設計になっていて、しかも8Kの超高解像度でカラースキャンできるのが画期的。重さは750gしかないので、持ちながらのスキャンはそれほど負担にならないはずです。
「MIRACO」は独立型3Dスキャナーなので、PCやスマホを必要としません。スキャンした3Dデータは一体型タッチパネルモニターに表示されるので、すぐにスキャン状況の確認・編集ができるのは大きな魅力です。データは「Wi-Fi 6」で専用ソフト入りPCへのワイヤレス高速転送が可。
日本語対応|日本のクラファンでも
「MIRACO」のモードを切り替えれば、車のような大きな対象物から部品のネジのような小さな対象物まで精密な3Dデータを入手できます。誤差は対象物が小さければ0.02mmしかないとのことです。なお、一体型モニターに表示される言語には日本語も選択できます。
人間の体のスキャンはわずか1分しかかからず、高い再現度で3Dデータにできるというのは、ハンディサイズや対象物の幅広さと合わせ、3Dスキャナー・プリンターに詳しくない人の興味をそそります。興味が湧いた人はYouTubeで開封・レビュー動画を視聴してみてはどうでしょう。
Revopoint 3Dは12月いっぱいまで日本のCAMPFIREで「MIRACO」の先行販売プロジェクトを開いています(https://camp-fire.jp/projects/view/716192)。支援総額が1カ月弱で5000万円に達するなど大きな盛り上がりを見せています。
<参考元>Kickstarter