アンクルバンド付きトレーナ(運動靴)

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アディダスは、このトレーナ(運動靴)を開発するにあたって、社内でいったいどのようなコンセプトを培ったのだろう。

画像は、同社のFacebookページに公開された、8月にリリース予定の「シャックルズ(shackles)」だ。
一対のトレーナは、オレンジ色のアンクルバンドとプラスティックのチェーンでつながれている。あたかも奴隷制度を彷彿されるデザインは、ネットユーザの批判にさらされている。

アディダスのライバル、ナイキは3月、「ブラック&タン」と銘打ったトレーナを発売して反感を買った。「ブラック&タン」というのは、前世紀初頭、アイルラ ンド在住のイギリス系住民(プロテスタント)を守るため、カトリック系住民を無差別に弾圧する目的で結成されたアイルランドの警察予備隊、中身は談合の 上、囚人たちを束ねた部隊のニックネームだ。
ナイキは謝罪し、トレーナは回収された。

アディダスが「シャックルズ(shackles)」を批判にさらされたまま、8月にリリースできるかどうかはまだ不明だ。「不快だ」と同社のFacebookページには、数千人からコメントが寄せられた

あなたの考えはどうだろう? 私には奴隷制度もしくは、性犯罪者に着けられるアンクルバンドを連想させるそのデザインは、奇矯であり不快とも感じる。

追記:批判を受けてアディダスはこの「シャックルズ(shackles)」の販売中止を発表した。

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