あの佐野眞一が孫正義に迫ったノンフィクション作品

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佐野眞一氏をご存知だろうか?そう、2010年に橋下徹現大阪市長の出生に迫った週刊朝日のコラム「ハシシタ・ヤツの本性」を書いたライターである。ハシシタ・ヤツの本性は大問題となり、大騒動に発展したのはご存知のとおりだ。結局週刊朝日側が橋下徹氏に謝罪し、連載を打ち切ることで事態は収束した。佐野眞一氏はこの事件以降、表舞台に出て来て居ない状況だ。

少なくともこの騒動以前の佐野眞一氏は、東電OL殺人事件を取り扱ったノンフィクション作品や、「旅する巨人」、「甘粕正彦 乱心の曠野」と言ったノンフィクション作品で大宅壮一ノンフィクション賞や講談社ノンフィクション賞を受賞し、日本でも有数のノンフィクション作家として知られていた。橋下徹氏問題についてのコメントは差し控えたいが、佐野眞一氏の過去の作品まで否定するのは、少々暴力的な気が私はする。

あんぽん 孫正義伝」も、佐野眞一氏が書いたソフトバンク社長の半生を描いたノンフィクション作品である。孫正義氏の親戚、同級生などを徹底的に取材し得た情報を元に、孫正義の人生を客観的に表現した作品である。内容については賛否両論で、個人的なコメントは差し控えたい。一つ言えることは、佐野眞一はこの作品を書き上げる上で、徹底的に取材をしているということだけだ。後は個人の取り方一つだ。まずは読んでみることをお勧めする。あんぽん 孫正義伝を読めば孫正義氏の半生とともに、佐野眞一氏の仕事に対する姿勢も読み取ることが出来るだろう。

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