少年の愛した数式、目からウロコの”枝型”太陽光パネル

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再生可能エネルギーへの注目が高まっている昨今、その中でもメジャーな発電方法が太陽光だ。より多くのエネルギーを得るための研究が行なわれている中、そこに一石を投じた人物がいる。なんと13歳のAidan Dwyerは、あどけない顔ながら、地道な努力を重ねる姿は研究者そのもの。

Dwyer少年は森の中を歩き回っているうちに、木の枝が非常に特殊なパターン(フィボナッチ数列))となっていることに気がついた。そして、太陽光パネルの一般的な配列よりも20~50パーセント多くのエネルギーを生み出す「ソーラー・セル・ツリー(Solar cell tree)」を自力で完成させた。

フィボナッチ数列は、「0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34 …」のように、最初の二項は0,1で、その後の項も前の2つの項の和となるもの。Dwyer少年のオリジナルパネルと、よく見かける平面型パネルを比べると、前者の結果は非常にポジティブなものだった。つまりフィボナッチの”木”の方がより多くのエネルギーを生み出したのだ。しかも太陽光が最も弱い12月のデータを比べると50パーセントもの違いがあった。

彼の発想は目からウロコと呼べるものだったが、しかし測定方法に残念ながら不適当な点があった。科学の謎を解き明かすのはやはり困難と言える。それでも彼の努力は大いに称えられるべきであり、彼の発想が今後に生かされる可能性は十分にある。

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