こだわりのダッシュボード達

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未定 詳細なし

今回は世界中の魅力的なダッシュボードをいくつかご紹介したい。

1.「1972 Maserati Boomerang concept」 ※トップ画像
必要な計器をすべてハンドルの内側に設置したら、そんなコンセプトで作られたのがこちらのダッシュボード。1972年のGenova Salonにおいて実際に作動するモデルとして初公開されたものだという。すべての計器やスイッチが一目で把握できるのでとても効率的とも言えるが、その分まるでバスのハンドルのような大振りのハンドルになっている。

 

2.「1981 Citroen Xenia concept」
こちらは1981年に発表されたモデルであるが、ハンドルの内側にボタンが配置されているシンプルなデザインなど、近未来的なものを感じさせるデザインになっている。とは言え、今から予想される未来はタッチパネルなど、そもそもボタンを使わないデザインに進んでいくと思われるので、このモデルが予想していた未来とは別の姿に進んでいっているようだ。

 

3.「1988 Pontiac Banshee」
「1988 Pontiac Banshee」は流線型の外装も近未来的であるが、ダッシュボードのゲージに電子パネルが使われるなど、その当時の最先端の技術を取り入れた進んだデザインの車であった。

 

4.「1982 Lancia Ocra」
これぞ未来の車!と思わせるデザインのダッシュボードである。1982年と言えば今から約30年前である。その当時にこのようなデザインのダッシュボードを考えていた人がいることに、ただただ驚かされるばかりだ。

 

5.「2012 Pagani Huayra」
「Pagani Huayra」と言えばイタリアの自動車メーカーが発売している高級スポーツカーである。年間に20台程度しか生産されない上、その価格はおよそ一億円。この「2012 Pagani Huayra」のダッシュボードを直に見る機会自体、一生のうちに一度でもあれば間違いなくラッキーだろう。

 

6.「2002 Fiat Multipla」
「Multipla」はフィアットの6人乗り乗用車である。このダッシュボードを見て違和感を感じた人はその外装の写真も見てみるといいだろう。ダッシュボードを見て感じた違和感と、外装を見て感じる違和感が一致するのを感じるはずだ。「Multipla」は車体の全長を大きくとることなく、6人乗りの車を目指したため他とは違うデザインの車になっている。横に3人が腰掛けるシートになっているため、当然運転席の幅も短くなり、それゆえこのようなダッシュボードのデザインになっているのだ。

 

7.「2003 Honda Civic」
もちろん市販されているものではなく、個人的にカスタマイズされたダッシュボードである。複数のモニターに、まるでゲームのコントローラーのようなハンドルと、普通の車の内装とか全く違う様相をなしている。ちなみにお値段は250,000ドル。日本円で2000万円。

 

8.「K.I.T.T. replica」
「K.I.T.T.」と言ってもピンと来る人は少ないかもしれない。というのも「K.I.T.T.」は80年代のアメリカの特撮番組「ナイトライダー」に出てくる車と一体化したコンピューターの名前だからである。「K.I.T.T. replica」はその「K.I.T.T.」が搭載された「ナイト2000」と呼ばれる車のレプリカである。

 

9.「1983 Citroen GSA Pallas」
にわかには車のダッシュボードとは信じ難いデザインである。いざ運転しようと思っても操作方法が分からなくて困りそうだ。通常あるはずのヘッドライトやウインカー類の操作レバーが見当たらずどこにあるのかと探すと、ハンドル内側に見えるドラム形状のサテライトスイッチに集約されている次第である。そしてスピードメーターも針ではなく、数字が刻まれたドラムが回転するボビン式を採用している。

 

10.「1984 Aston Martin Lagonda」
まるで飛行機のビジネスクラスか、新幹線はやぶさのグランクラスを彷彿とさせるダッシュボードである。ご覧の通り足を伸ばせるスペースが十分に取られており、長時間の運転でも快適に過ごせそうな気がする。

 

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