厳選!世界のストリート・フード トップテン

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未定 詳細なし

ストリート・フード、屋台料理、B級グルメ・・・。呼び名は、色々ありますが、要は、お手軽でお手頃で美味しく、地元の人に人気のローカル・フード。日本では、ラーメン、おでん、焼き鳥が有名処でしょうか。名前の響きから、なんとなくアジアのもの。
というイメージもありますが、ストリート・フードは、世界各国、各地にあり、地元の人には勿論、安価にその土地の名物をその土地の雰囲気の中で食べられる、と旅行者にも大人気です。

そこで。 魅力的なストリート・フードのある10都市の紹介です。

 

トップ10.アンバーグリスキー・ベリーズ

ベリーズ。中米のカリブ海側にあり、美しい海とサンゴ礁に恵まれた「カリブ海の宝石」とも呼ばれている国です。このベリーズのカリブ海に浮かぶ島の一つがアンバーグリスキー。その美しさは、まさに地上の楽園。多くの旅行者を惹きつけてやみません。
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そして、はい、これ。ストリートフードというより、桟橋フードですね。フエダイや細長~い独特のフォルムのオニカマスなど、「さっきまで泳いでたよ」という魚を美味しく食べさせてくれます。新鮮さについては 説明要りませんね。
9月末から4月には、獲れたてのほら貝もお目見えします。白身魚のセビチェやフリッターも格別のメニューです。

 

トップ9.ブリュッセル・ベルギー

国際機関の本部やEUの諸機関が置かれているベルギーのブリュッセルは、欧州のハイレベルな食が集まる都市としても有名ですが、実は一番人気を得ているのは、街角のフリッツ。フリッツとは、所謂、フライドポテト、ポテト揚げのこと。

アメリカンというイメージが強いですが、実は発祥はベルギーのフリッツだそうで、街中にフリッツのスタンドが出ています。揚げたての外はカリカリ、中はホクホクがたまらない代物。塩味のままでもイケますが、地元の人は、ソーストッピングが当たり前。ゆえにソースの種類が凄い。

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マヨネーズ、ケチャップは、基本。にんにく入りやカレー風味、ピクルスやグリーンペパー入り、数種類ミックスなどなど、20種類はあります。日本では味わえないソースをトライしては? そして、ストリートフード・デザートは、やはりワッフル。パウダーシュガーにホイップクリーム。イチゴやチョコ掛けなど。

やさしい甘みがほっこりさせてくれますよ。

 

トップ8. メキシコシティ・メキシコ

ここのストリート・フードは、セビチェ。 メキシコやペルーなど中南米の海岸地域で食べられる魚介類のマリネです。生の魚やエビにトマトやたまねぎ、にんにく、唐辛子などを混ぜ、レモンのような柑橘類を絞ります。あっさりしながらも、辛味パンチの効いたお味が人気の秘密。

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但し、生魚使用なので、ちょっと注意が必要かもしれません。また、唐辛子でコーティングされたマンゴーや甘いべたべた感がたまらないタマリンドのキャンディも結構いけます。それに、タコ ス・アル・パストル。豚肉をメキシコ特有の様々なスパイスを漬け込んだもので焼き、パイナップルやタマネギの刻んだもの入れた一品です。

デザートは、勿論、チョコレート入りチュロスですね。

 

トップ7. イスタンブール・トルコ

ドネル・ケバブ。これがトルコ語と知らなくても、この名前をご存知の方は多いかも。ケバブは、トルコ料理の中でも最もポピュラーな料理の一つ。下味を付けた肉を大きな串に刺して縦にし、ぐるぐると廻してあぶり焼き。外側の焼き上がった部分をナイフでピタパンなどの上にそぎ落として食べる料理。

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味は勿論、ぐるぐる廻しの見た目もインパクトも大です。それから、シミット。ドーナツのような風体の丸い塩味系ゴマパン。これは、朝食の定番でもあり、トルコで一番 よく見かける屋台とも言われています。

そして、ラフマジュンはトルコ風薄焼きピザ。薄く伸ばした生地に羊の挽肉、タマネギ、パセリのみじん切り、唐辛子 を乗せて釜戸で焼いた物。シミット同様パリパリ感が人気です。そして、おつまみ的アイテムとも言える、ムール貝のフリッター、ミディエドルマも外せません。

見栄え良く個々に揚げたものや、大胆に数個を串刺しにして売られていたりもします。

 

トップ6.ホーチミン・ベトナム

雑貨天国とも言われるホーチミンですが、美味しいフードも豊富。一番有名なのは、麺料理のフォー。麺好き日本人に嬉しい地元ラーメン。一杯の量は日本からすると少なめ。屋台により味はよりけりですが、ちょっと小腹が空いた時にぴったりです。ベンタイン市場には、統治時代の名残で、フランス風テイストがミックスされた食にお目にかかれます。

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バインミーは、フランスパンのサンドイッチ。中身は、屋台や食堂によって異なりますが、バター、レバーペーストなどのパテに、野菜やハム、鶏、サラミ、ベーコンなどをお好みで。中身はアジアなのに外がフランスパンのせいか、なんとなく、お洒落な雰囲気に思えます。

そして、生春巻きはベトナム料理として有名で、ファーストフードでも揺ぎ無い地位を築いていますが、やはり庶民の味はコムタム。砕き米を炊いた南部料理で、焼肉 や目玉焼きなど、様々なおかずをのせて食べます。ベトナム風網焼きハンバーグ?のボー・ラー・ロット。

牛肉のミンチを香りの良い葉で包んで網焼きしたもので、これも是非試したい一品です。

 

トップ5.パレルモ・イタリア

イタリアと言えば、食事にゆっくりたっぷりと時間をかける国として有名ですが、ここにも、ストリートフードは存在しているんです。シシリー島の首都パレルモ。ここでは、アランチーニと呼ばれるお米のコロッケがストリートフードの王者的存在。トマトソース、ひき肉、チーズ、グリンピースなどを入れたリゾッ ト生地を揚げます。

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形がオレンジに似ていることからアランチーニ(小さなオレンジ)と呼ばれているそう。他にも、ヒヨコマメの粉を水で溶いてカラッと揚げ たパネッレも人気ローカルフード。素朴な味が、飽きの来ない秘密。レモン汁や塩で味付けし、パンに挟んで食べるのが主流。ミニコロッケと一緒に挟まれてい るものもあり。

また、イタリアと言えばピザ。シシリー風ピザも忘れずに!

 

トップ4.マラケシュ・モロッコ

マラケシュの旧市街、メディナは、カラフルな雑貨が目白押しの色彩の街としても有名。美しいランプやバブーシュ(スリッパ)、美しい柄のタイルなど。そして、オリーブの山やスパイスの樽。でも、そればかりの街ではないんです。

ジャマ・エル・フナ広場は、旧市街にある広場。雑貨巡りに疲れたら、ここで、ローカルフードとともに休憩してみましょう。

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ポピュラーなシャワルマは、薄く延ばしたパンに、グリルしたチキンや羊の肉をスライスし、特製ソースと巻いて食べるもの。トルコのケバブに似た中近東のファーストフード。また、ハリラは、断食明けの食卓に欠かせないともされるトマトベースのスープ。

疲れがホっと癒される一品でもあります。また、日本でも名が知れるようになった、タジン。

本場では、羊肉か鶏肉を使用。香辛料をかけた野菜を一緒に煮込みます。

 

トップ3.ペナン・マレーシア

マレーシアのリゾート地、ペナン島。特に中華系住人が多い場所ですが、島一番の繁華街ジョージタウンには、リトルインディアもあり、豊富な食が楽しめます。 チャークエイティオウ(炒粿條)は、きしめんのような米麺を炒めたもの。

福建や潮州系の料理が、現地化したと言われる炒め麺で、シンガポールにも同名のものあり、タイにも限りなく似たクイッティアウ・パット・シイウがあり、カンボジアでも、クイティウがあります。現地醤油風味の炒め麺という感じでしょう か。日本人にも人気です。

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アッサムラクサは所謂、ココナツカレーラーメン。コクがあって、ペナンのものは、辛く甘酸っぱいのが特徴。さっぱり焼き鶏風の串焼きサテは、砕いたピーナツ入りのちょい甘めソースにつけて食べるのがたまらないおつまみ、おやつフード。ビーフ版もあります。朝食として意外にお勧めなのは、インド風ローティと甘すぎる位の地元コーヒー、コピ。

日本人には鳥肌立つ甘さなのですが、何故か南国の空気に相まって元気が出ます。

 

トップ2.シンガポール

言わずと知れた他民族国家。中華系、マレー系、インド系が織りなす混在文化は、勿論、食の深さにも反映されています。まず、軽で安い食事ができるフードコートがどこにでもあり、どんな時間帯でも食事している人がいるのに驚きます。

有名なハイナンチキンライス(海南鶏飯)は、鶏を茹で、その茹で汁で炊いた白米の乗せ皿へ盛り付けた一品。甘い醤油やスパイシーなソースなどお好みを掛けていただきます。ペアになって出てくるスープも鶏ダシがたまらない格別品。

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そして、朝食に欠かせないカヤ・トースト。卵とココナッツミルク、パンダンリーフ、砂糖から作られるカヤジャムを、薄切りのカリカリ焼きパンにサンドしたも の。温泉卵がペアになっている事多し。南国の甘く濃いコーヒーとの相性は抜群。中華系の多い土地柄、麺料理も多種多様。

黄色いちょっと太めの卵麺をエビと炒めたホッケン・ミーは代表的メニューですが、お勧めは、ラクサ。これは、カレースープ麺。具は、シーフード、ビーフ、チキンなどあり、お好みで。以外 にマイルドで食べやすい味がイケます。東南アジア全般に言えそうですが、スープは、テーブルに置かれた魚醤やお酢、砂糖や唐辛子粉で自分のお好み味にカスタマイズして食するのが一般です。

元の味が若干薄味な事が多いのも、食べる人の好みを考慮した上ででしょうか?

 

トップ1.バンコク・タイ

ストリートフード都市。輝く第1位は、タイのバンコクです!

アジアの屋台フードは、どれも素晴らしいのですが、バンコクは、その種類の豊富さと気軽に試せそうなムードで、堂々の1位に選ばれたのでは、ないでしょうか。

油を使わないヘルシーフードとして、健康を気にするトレンディなタイ人にも人気のソムタム(パパイヤサラダ)をはじめとするイサーン料理(東北料理)、タイ 人の愛するフライドチキン。タイ風焼きそばのパッ・タイ、カレーそう麺ともいうべきカノム・チーン、スープ、炒め両方で味わえる麺料理クイッティアオ、串焼きバーベキューなどなど。

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昔ながらのタイ菓子やアイス、インド風甘々ローティーなどのデザート屋台もこれまた豊富。 最近は、たこ焼き(具は、イカやカニかま)や一口ミニ寿司など「ジャパニーズ・フード」の屋台も流行っているとか!?

食べてみたいような、遠巻きでそっと見ていたいような・・・チャレンジ 精神豊富という点でも、バンコクが、1番なのかもしれません。

 

10都市のストリート・フード。すぐにでも、現地へ飛んでみたい気分に駆られますね。旅の醍醐味の一つは「食」。どこかお出掛けの際は、あれこれ楽しんでみてくださいね。但し、場所により清潔度が気になる所もありますので、店の選択など、注意も必要です。特に生モノ等は、なるたけ避けた方が賢明かもしれませ ん。

 

Source :Frobes

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