【動画】願いは国民一人一人が考えて行動すること 混乱のウクライナラジオ局支援プロジェクトが進行中

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米国からウクライナへ、そしてウクライナから世界へ。ニューヨーク在住のウクライナ系米国人による、ウクライナのラジオ局「Hromadske Radio」を支援するプロジェクト「Support Independent Political News in Ukraine」は、2月18日~3月12日の日程で、クラウドファンディングサイトのインディーゴーゴーで資金調達を実施しています。

ウクライナは、ロシア寄りのヤヌコーヴィチ大統領が職を追われ、暫定内閣が発足しました。この動きに対し、ロシアは、自国系住民の安全確保を名目に、ウクライナのクリミア半島を事実上掌握し、米国・欧州諸国と対立しています。ウクライナの人々は、クリミア半島も含め、親欧州派と親ロシア派に分かれており、予断を許さない状況が当面続くと思われます。

今回のキャンペーンを立ち上げたドーラ・チョミアックさんは、「Hromadske Radio」を制作するジャーナリスト有志と20年来の親交があり、政治的・商業的圧力に影響されないラジオ(ポッドキャスト)番組の制作をサポートしています。ウクライナのジャーナリスト有志の願いは、国民一人一人が、今起きていることをどう判断し、そして行動していくかを考えてもらうことにあります。

趣旨に賛同した人々からの支援は、新番組4本の製作費となります。ラインナップは、ウクライナの政治家へのインタビュー番組も含まれます。3月6日時点で、目標額の1万6500ドルを達成できるかは微妙ですが、Support Independent Political News in Ukraineは「ミッション・インコンプリート」の場合でも支援を受け取れます。それなりの善意がウクライナへ届くことになりそうです。

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