球児必見!WBCコーチが教える守備の基本

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2013年に開催されたワールド・ベースボールクラシック。日本は予選ラウンドを苦しみながら勝ち抜き、決勝トーナメントに進んだものの、準決勝でプエルトリコに敗れ3位に終わっている。3連覇を逃し、山本浩二監督には激しいバッシングが浴びせられた。特に準決勝のプエルトリコ戦の8回裏に仕掛けたダブルスチールが失敗に終わったことがバッシングの対象となったようである。誰もが嫌がったWBCの監督に手を挙げ、準決勝まで進んだことを評価しても良いのではないか?と思うのだが。

WBCで守備走塁コーチを務めたのが山本監督と同じ法政大学出身の高代延博氏である。社会人野球の名門東芝から日本ハムファイターズにドラフト1位で入団し、堅守のショートとして日本ハムファイターズ優勝に貢献している。ちなみに私は元日本ハムファイターズファンである。引退後はコーチを歴任し、「日本一の三塁コーチ」と呼ばれている。そう言えばWBCでも必死にセカンドランナーをストップさせたことがあった。

そんな高代氏が「守備の極意」をまとめた本が「高校球児に伝えたい! プロでも間違う守備・走塁の基本」である。名門を渡り歩き、守備のイロハを知る高代氏が考える守備・走塁の基本とは何か。高代氏曰く「WBC戦士でも基本を間違えている選手がいた」との事である。高校球児に伝えたい! プロでも間違う守備・走塁の基本では、未来のWBC戦士に知っておいて欲しい基本がまとめられている。最近は高校生の守備があまり上手くないという声もある。指導者、選手とも参考になるだろう。ちなみに高代氏は来年から阪神タイガースのコーチに就任するそうだ。

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