意外と多い 内向型でも外向型でもない三つ目の性格

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未定 詳細なし

人間には内向的な性格の人と外向的な性格の人がいる。内向的な人はあまりたくさんの人と交流を持たず自分一人の時間を大切にする。逆に外向的な性格の人は多くの人と交わることを好みとても活動的だ。

では、あなたは一体どちらの性格に当てはまるだろうか?「なんだか両方に当てはまるんだけど…」そう思う人も多いのではないだろうか。

バランス派の両向型

心理学の専門家によると、人間の性格が内向的になるか外向的になるかは幼少期に決定され、その後大人になってもこれは変わることがないという。また、内向的な部分と外向的な部分を併せ持った性格の人が意外に多く、全体の半分以上、約3分の2がこの両向型と呼ばれるタイプに当てはまる。

両向型の人は大声でしゃべり続けたりはしないが、逆にずーっと黙ってばかりいるわけでもない。自分の意見をはっきり言うこともできるし、落ち着いて相手の話に耳を傾けることもできる。

例えばある集まりで自分以外のほとんどの人が無口なタイプだった場合は率先して場を明るくしようと盛り上げ役になることも出来るし、逆におしゃべり大好きな人がいる場面では彼らに対して聞き役に徹することもできる。

臨機応変にその場の状況に対処できるというわけだ。だから、人によってはあなたに対する印象は大きく異るかもしれない。盛り上げ役のあなたに出会った人は「おもしろい人」と感じるだろうし、聞き役のあなたに出会った人は「おとなしい人」と思うだろう。gigamen_Third_Personality01

あなたはどのタイプかな?

自分が両向型かどうかは、あるシチュエーションで自分がどのような行動をしたいのかを自問してみることで簡単に分かる。例えば気分転換しようと思った時に「友達と飲みにでかける」か「一人で映画を見たり読書をする」か。

また、飲み会に参加した時「帰ろう」と思うのはどんなタイミングか。「会が終わった直後」なのか「みんなが帰って最後の一人になった時」なのか。

両向型の人はだいたい中間を好む。友人と遊ぶ時間も楽しいのだがせいぜいそれは半日程度で、残りの時間は一人で過ごしたいなど、だ。

自分が両向型だと自覚できていれば、他者との人間関係を構築する上でもどのような態度で相手と接するのが一番得なのか選ぶことができる。器用すぎて「何考えてるのかわからない人」と思われるのも困るが…。

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参照元:The Wall Street Journal

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