コロナ後に備えて財布の中に!最新翻訳機を“一人”で使ってみた

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6380円~詳細ページ

近所の観光地・海外旅行先で出会った外国人と積極的に話したい人は必読。今回はTimekettle社とのタイアップ記事第2弾として、クラウドファンディングサイト「Makuake」で量産化への期待が高まっている、驚くほど小さな音声翻訳機『ZERO』の使用感をレポートします。

マイクが見える面を必ず上向きに

筆者の元に届けられた『ZERO』のサンプル入り小包を開けると、おしゃれなデザインのカード型ケースに収まっている音声翻訳機が姿を現しました。第一印象は「宣伝通り小指と変わらない大きさ」。ケースは私が使っている二つ折り財布に収納できるサイズなので、外出・旅行先で常に持ち歩けます。「翻訳機をせっかく買ったのに家に忘れた」なんてことはまずありません。

驚くほど小さな音声翻訳機はLightning端子かタイプC端子のスマホに挿して使いますが、その前に取扱説明書のQRコードを読み取り、Timekettleアプリをインストールします。それからアプリを開き、スマホ(筆者はタイプC端子のGalaxy)に小指とほぼ同じ大きさの翻訳機を挿し込みます。この時に4方向に配置されているマイクが見える面を必ず上向きにしてください。

ボタンを押さずに済むのは好印象

自分と相手の母語を選択すると、『ZERO』と接続したスマホの持ち方・置き方の図、「地面と平行に持ってください」という一文が表示されます。この注意を心に留め、確定ボタンを押せば、後は翻訳モードで喋るだけです。筆者は開封早々、一人二役で翻訳してみましたが、話者が変わるごとに翻訳開始ボタンを押さずに済むのは「いいね!」と思いました。

40もの言語(方言の違いを含めると93言語)に対応する音声翻訳機の精度ですが、対面で人と話す機会が制限されている今、評価を下すのは困難と言わざるを得ません。ただ筆者が「この翻訳機で話しませんか」と日本語で音声入力し、筆者が読める英語と韓国語でそれぞれ音声出力したところ、丁寧に尋ねているニュアンスも込みで翻訳されていました。

周囲の音がうるさくても問題ない

『ZERO』のレビューはもう少し続きます。今度は筆者とノートPCの間にスマホを置き、PCのスピーカーの音量を最大にして「街の喧騒の環境音」を流し、音声翻訳機に音声がきちんと入力されるかどうかのテストも行いました。結果はうるさい環境音が流れていても、マイクを4個も内蔵している翻訳機は通訳の役目を全うしていました。

4方向に配置されたマイクの真価が発揮されるのは翻訳モードよりも会議モードです。会議で使う言語を選択し、録音ボタンを押せば、やり取りの文字起こしと録音が始まります。方向別に色分けされた文字起こしを見れば、「音声翻訳機を使う人」「向かいの人」「左右の人」の誰が何を喋ったかが一目で分かります。実際に筆者が一人四役で録音しましたが、正確に入力されていました。

特別価格で買えるのは6月下旬まで

『ZERO』の使用感を80文字程度でまとめます。一般的な音声翻訳機と比較し、持ち運びやすく、面倒なボタン操作が最小限になっていました。翻訳の精度は「実戦」で試せない今、本当に優れているかどうかを断定するのは難しいです。ただ機械翻訳の確度は日進月歩、4個ものマイクを備えていることを考えれば、不安は杞憂に終わりそうです。

驚くほど小さな音声翻訳機の先行販売プロジェクトは4月末時点で目標金額の44倍に当たる2200万円超を集めています。注文が殺到していますが、7月末までに発送を終える計画に変更はないとのこと。特別価格で買えるのは6月22日までの予定です。充電不要な翻訳機をコロナ後の世界で使ってみたい人はプロジェクトページにアクセスしてみてください。

参照元:Makuake(マクアケ)

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