豊臣秀頼とは何だったのか?本当に凡庸だったのかに迫った本

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豊臣秀吉の嫡男としてこの世に誕生した豊臣秀頼は、秀吉の寵愛を受けるも死後の動乱に巻き込まれ、結局天下取った徳川家に滅ぼされた。

秀頼の実像に迫る

豊臣秀頼」は作者の福田千鶴氏がその実像に迫った一冊だ。歴史の主役となるはずだった男がなぜ一度も戦わず死することになったのか。

また、凡庸や「引きこもりの元祖」などと揶揄される秀頼は本当にそのような人物だったのか、その辺りも踏まえ、今までにない切り口で豊臣秀頼と言う人物に迫っている。

2メートル近い大男だったと言われる秀頼は、小柄な秀吉からこのような子が生まれるはずはなく、大野治長と淀殿の子だと噂されている。二条城で関が原を制した、家康と会見しているが、家康がその風格と統率力に驚き、豊臣滅亡を決意したと言われる。

このようなことから見ても、秀頼が無能あったとは言いがたい部分もあるのだ。「豊臣秀頼」では過去の秀頼像を覆すような切り口で実像に迫っているので、歴史ファンならば楽しめることは間違いない。

ちなみに秀頼の遺骨は1980年に大坂城三ノ丸跡で発見されており、生存説は事実上否定されている。

参照元:豊臣秀頼(Amazon)

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