骨で支えれば疲れない?

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朝起きても疲れがとれていない。気合を入れるためにコーヒーやら栄養ドリンクを飲んでも、毎日のように飲んで身体が慣れてしまってほとんど効き目がない。

肩こりや腰痛は常態化してしまって、もとの痛みのない状態を思い出すこともできない。健康診断にいろんな数値が引っかかって、「運動をしなければ」とは思っているけど、わざわざジョギングしたりジムにいったりする時間もなければ気力もない。

疲れなくなっただけでなく、腰痛も直してくれた一冊

そんな筆者を疲れと腰痛から救ってくれたのが『一生疲れない「カラダ」の作り方』。「運動」というと「筋肉を鍛え直さなければ」と勝手に考えていた筆者の目からウロコ。筋肉ではなく骨で身体を支えれば、筋肉を使わない=疲れない身体になれるというのだ。

しかも、実践することも難しいことではない。何キロも走ったりダンベルを持ち上げたりする必要もないのだ。「仙骨」(尾てい骨の少し上の骨)と肩甲骨を地面に対して垂直になるようにそろえること。これだけで肩周りと腰回りの無駄な力が抜ける。

立ったり座ったりするときにこれを意識するだけで、脚と股関節の上にしっかりと背骨が乗っている感覚になる、骨が骨の上に乗っていれば無駄な筋肉を使わないから疲れることもない。そして、十年来ヘルニアに悩まされてきた私も、これだけで腰回りが楽になったのだ。

なんだかいいことづくめで逆に怪しくなるようなおすすめ文になってしまったが、『一生疲れない「カラダ」の作り方』というタイトルどおりの内容である。本当に騙されたと思って試しに読んでほしい一冊である。

参照元:一生疲れない「カラダ」の作り方(Amazon)

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