日本のあの山里もランクイン!世界の奇妙で風変わりな9つの小さな町と村【前編】

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未定 詳細なし

世界には死ぬ前に行っておきたいところや死んでも行きたくないところ、多くの知られざるおもしろスポット、不思議スポット、絶景スポットがあります。

以前GIGAMENで取り上げた「行きたくても絶対行けない世界6の立入禁止・制限区域」というかなり興味深い場所もあります。

今回は世界で最も奇妙で風変わりな9つの小さな町や村をご紹介しましょう。前編、まずは日本を含む4つの地域からどうぞ。

1. 日本 名頃

徳島県の三好市、標高800メートルに位置する山里の名頃地区。空に限りなく近いという意味で「天空の里」とも呼ばれていてファンタジーなイメージですが、名頃はファンタジーというよりもプチホラーな理由からその名を知られるようになりました。

現在住民はわずか35人の名頃、以前賑わいをみせていた山里を蘇らせるため、綾野月美さんが人形を作って集落のいたるところに置き、「かかしの里」が誕生しました。現在までに350体以上を作成されたそうです。名頃を訪れた外国人によって撮影された動画が広まり世界中で話題となりました。

人形といっても普通の人形ではなく、等身大、私達と同じサイズの人形で、かつて集落に住んでいた人や亡くなった人をイメージして作られたとか。かなりシュールな容貌で、この集落の背景も相まって恐怖感を覚える人もいるでしょう。

夜間あぜ道に座る人影がと思ったら・・・ あまり遭遇したくはないシチュエーションです。

ですが綾野月美さんは、このかかし人形のおかげで多くの人との出会いがあり、最終的にはこの村に人が戻って来てくれればと考えられているそうです。綾野月美さんの山里を思う気持ちには胸を打たれます。

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2. アメリカ タンジール島

バージニア州のチェサピーク湾に浮かぶタンジール島。小さな島で住民も720人あまり。スーパーなどもなく、商店、観光客用のINNが数軒あるだけのこじんまりしたところです。

このタンジール島、英語のアクセントがなかなか珍しいものらしいんです。英語は英語、でもアメリカン・イングリッシュともブリティッシュ・イングリッシュともいえない独特の英語だとか。

その昔イギリスに占拠されていたのでその名残もあって独自のアクセントが生み出されたのでしょう。

そして英語のアクセント以上に気になるなのが、タンジール病。

タンジール病は遺伝子病で血中コレステロール値を上昇させる病気です。年々人口が減少し、本国からは分離された状態にあり、住民はなかなか医師の診察にかかれないということもあり、病気が蔓延してしまう傾向にあります。

他にも、アルコールの販売が禁止されていたりと、アメリカなのに?!と驚く要素がたくさんの島です。

動画を見る

3. オーストラリア クーバーペディ

世界最大を誇るオパールの産地クーバーペディは、南オーストラリア州にある小さな町。住民は3500人ほど。オパール産地のため採掘を職としている人がほとんどだということ、そして夏は異常な暑さだということで、住民は1年を通じて気温を一定に保てる洞窟内で暮らしています。住まいはもちろん教会や墓地も地下にあります。

クーバーペディのオパール採掘に続く第2産業は観光産業で、毎年多くの観光客が訪れています。洞窟の中の住まいや博物館を見学したり、実際に採掘を体験したり、なかなか楽しめる観光地のようです。

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4. アメリカ リリー・デール

ニューヨーク州の住民わずか200人のリリー・デールはなんと霊能者とその家族が暮らす村。100年以上にもわたって霊能者たちはこの村で暮らし、様々なスピリチュアル・カウンセリングやプログラムを行いながら生活してきました。

心の痛みを和らげたり、亡くなった親に話しかけるためにリリー・デールの霊能者を訪れる人が多いとか。

リリー・デールの霊能者が刑事事件の解決に一役買ったこともあるそうです。

1日12ドルでリリー・デールを訪問することができるので、目に見えないスピリチュアルなものを信じる人は訪問する価値があるかもしれません。

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初めて名頃の人形を見た時、人形恐怖症の私は恐怖心が先だってしまったのですが、綾野月美さんの人形にこめる思いを知った時、人形の顔が温かく見えたものです。名頃はもちろんオーストラリアのクーバーペディも奇妙というよりは一度行ってみたい面白そうな場所といったイメージですね。

いよいよ【後編】ですが、後編は中国のこれこそまさに奇妙!な場所が登場します。

参照元:Thrillist

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