体感温度を変化させるリストバンドは地球規模の省エネにつながります。

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ある職場における朝の会話

部下「今日は大分冷えますね」

上司「そうだね。この冬一番の冷え込みらしいね」

部下「エアコンの設定温度をもう少し上げてほしいな」

上司「それはだめだよ。我が社は省エネ対策のため20度設定だからね」

部下「せめて22度はほしいですね」

上司「そういえばマサチューセッツ工科大学の学生チームがWristifyというものを発明したらしいね。リストバンドのようなんだけど、極微量の電流を流すことによって手首に刺激を与えるんだ。そうすると人体はその刺激に反応して体温を上下させるらしくて、その調節機能を利用したものなんだ。外気を感知して電流を流す仕組みのようだね」

部下「体温を上下するとどうなるんですか」

上司「寒いと感じるときは体温を上げる。暑いと感じるときは体温を下げるということだね」

部下「体感温度も変化するということですね」

上司「そうだ。エアコンの温度設定に文句を言う前に、自分の体温をきちんと管理するということだね」

部下「Wristifyがあれば、暑いとか寒いとか感じなくて済むということか」

上司「地球規模でみると、エネルギー消費量が最も多いのは冷暖房だからね。もしWristifyが商品化されれば、相当な省エネ対策になるだろうね」

部下「それまでの間は毎朝乾布摩擦で頑張ります」

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