【動画】チューリッヒ工科大学が開発した15cmの箱が、自力で床運動する

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Cubli」と名づけられたこの箱には、人工衛星の姿勢を制御するのと同じ仕組みの機械が入っている。内蔵された3つの円盤を、高速で回転させたり、突然止めたりすることで、重心の位置を変え、動き回らせることができるのだ。うまくプログラミングすれば、跳んだり跳ねたり、1つの角でバランスを取ったり、見事なスピンを披露したり……まるで床運動競技の選手のような動きをさせることもできる。

こんなCubliを開発したのは、スイス・チューリッヒ工科大学内にあるダイナミックシステムズ・アンド・コントロール研究所という機関だ。スイス国立科学財団からの出資を受けていることから見て、道を散歩させるためにこんなものを開発したとは思えない。だが、いろいろ調べてみたが、何のために開発したのかはよくわからない。ある研究員が「Cubliの技術は、惑星探索における移動手段の開発に利用できるかもしれない」と言っていたという噂がネット上にはある。

「〜開発に利用できる、かもしれない」だって? 何だ、この曖昧さは? 本当は、ただ面白いから作ってみた、だけかも。

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