ベーシックカーをコンセプトにした「IDx FREEFLOW」とNISMOの要素が加わった「IDx NISMO」が語る”日産”の歴史

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日産のコンセプトカー「IDx FREEFLOW(アイディーエックス フリーフロー)」とNISMOによるカスタムバージョン「IDx NISMO(アイディーエックス ニスモ)」がモーターショーを賑わせている。まず、懐かしいけど新しい、なんとも言えないノスタルジックな風貌なのがIDx FREEFLOW(アイディーエックス・フリーフロー)である。

 

gigamen_IDxFREEFLOW

 

ホワイトルーフに十字ホイール、さらにはフェンダーミラーまで装備し、「スカイライン」「シルビア」などの日産の歴代の名車を髣髴とさせる作りになっていて、開発チームの「日産のベーシックな車をイメージした」という言葉通り、日産の歴史を作ってきた車が最新の技術を得て帰ってきたような嬉しい気持ちになる車である。

 

gigamen_IDxNISMO

 

次にDx NISMO(アイディーエックス ニスモ)。こちらもどこかで見たことがあるようなその風貌は、日産の歴代箱型レーシングカーのディテールを取り入れ、躍動感あふれる逆スラントノーズを採用した事によるもので、さらにエクステリアをカーボンなどでひと工夫する事によりここ数年の日産の特徴であるモダンなイメージも同時に持つ事が出来る。

2013年の東京モーターショーでサプライズとして発表された2つのコンセプトカーは日産の歴史を伝え、繋いでゆく、ストーリーテラーのような存在になるのかもしれない。

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