NASAが開発したロボットは災害現場で活躍します

2864
未定 詳細なし

どこから見てもロボットである。現在、災害現場では、命知らずの勇敢な男たちが被害者の救助にあたっているが、この際に二次災害を受けてしまい、貴重な命を失ったり、怪我をしてしまうこともある。そういった災害現場での活躍が期待されるのがロボットなのである。煙にまかれて身動きが取れなくなっている被害者を救助できるのは、酸素を必要としない電動ロボットしかないのである。

この二足歩行のロボットは、「Valkyrie (ヴァルキリー)」と命名されていて、あの米国航空宇宙局(NASA)が開発したものである。NASAにとっては、宇宙船の中の無重力状態で作業するロボットはお手の物だろう。しかし、地上には重力がある。これまで培った技術はそのままでは使えないため、ゼロから開発したという。手足の自由度はかなり高く、危険な状況下でも緻密な作業ができるように設計されている。

Valkyrieは、身長190cm、体重125kgである。米国内のロボット競技大会に出場する予定である。現時点では人間が外部からリモートコントロールしているが、将来的には自らの意志(?)でもって、命知らずの男たちを凌ぐ働きを見せてくれるだろう。

 

この記事をシェア
0 0
記事のタグ