【動画】古代壁画を3Dにする技術「朱雀」が凄い

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最近はありとあらゆるものが、3D化されている。一昔前は、赤と青のよくわからないメガネ「3D メガネ」を装着していたが、それも今や昔の話。現在はCGなどを駆使して、あらゆる物を立体的に映し出しているのだ。このような技術の進歩は驚くばかりである。かつてテレビドラマなどでは自動車の爆破シーンなどは本当に自動車を爆破させていたが、現在はCGで全て対応できてしまう。

DMG森精機が、2次元の古墳壁画を削り、3D化させた作品「朱雀」が今、話題となっている。朱雀は奈良県明日香村のキトラ古墳に描かれた鳥で、四神の1つである。明日香村がこの神の鳥を何とか3D化させて欲しいとDMG森精機に依頼し、見事に3D化に成功した。

メイキングの模様がyoutubeに公開されている。非常にダイナミックかつ繊細な動画となっているので、ぜひご覧頂きたい。徐々に完成する朱雀は気品にあふれた美しさを持ち、美しく輝いている。その出来は神の鳥と呼ぶにふさわしい。朱雀は現在東京国立博物館で開催中の「飛鳥 キトラ2016」で公開されている。

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