超巨大テーマパークの目玉は、あの世界遺産の再現?

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発展への飽くなき欲求はとどまるところを知らないようだ。アラブ首長国連邦のドバイはオイルマネーを背景に、世界屈指の商業地・観光地へと変貌を遂げた。巨大なショッピングモールや高級ホテルが続々出現する中で、世界最大のテーマパーク・ドバイランド(Dubailand)が数年以内に完成予定。その目玉の一つが、あのタージ・マハルの再現、タージ・アラビア(Taj Arabia)の建設だ。

タージ・マハル。インドが誇る世界遺産を、ペルシャ湾沿岸の都市に再現する計画。途方もないプランは10億ドル(約5550億円)で実行される予定だ。ちなみにアラブ首長国連邦の主要貿易相手国の一つがインドであり、その結び付きは強いとされる。7月には2カ国間の観光客数を倍増させる協定が結ばれたばかり。

タージ・アラビア(Taj Arabia)は米ディズニーランドとディズニーワールド・リゾートを合わせた敷地面積を凌ぐテーマパークの中心となるようだ。商業目的の複合施設になる見通しで、五つ星ホテル、オフィス、ショップ、レストランが同居し、結婚式が執り行える施設の計画もあるとのこと。800万人以上が訪れるとされるドバイのさらなる発展を後押ししそうだ。

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