西部警察?!多目的警察用特殊車両

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伝説の刑事ドラマ「西部警察」に登場する特殊車両を覚えていますでしょうか。大門刑事が乗車するマシンX、スーパーZに加え大門軍団の団員が乗車したRS。当時としては最新鋭だったオフィスコンピュータ、信号を手動で管理できるシグナルコントロールなど驚愕のシステムを搭載していました。

インパクトの大きい西部警察の特殊車両の中でも、私が大きな衝撃を受けたのが「サファリ」です。放水機能を持つサファリの開閉式ルーフから大門が登場し、水を凶悪犯にぶち撒け、木造建築もろともぶち壊してしまったシーンは西部警察の中でも伝説のシーンとして語り継がれています。

そんなサファリのような警察車両がアメリカで開発されました。「TX7」と名付けられたこの警察車両は、どことなくあの西部警察のサファリを連想させます。TX7は赤外線熱イメージングセンサー、大量破壊兵器センサーを装備しています。環境に配慮した圧縮天然ガス車となる予定で、エンジンはV8クリーンディーゼルエンジンを搭載する予定です。

TX7は監視、輸送業務が主な使用目的とされていますが、オーダー時に攻撃兵器などをリクエストすれば答えてくれるかもしれないとの事。放水機能をリクエストすれば、大門刑事のように水をぶち撒ける事も可能だと思われます。

現在受注が開始されており、各国の警察の動向が注目されます。日本に投入される日が来るかもしれません。

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