日本発の斬新な電気バイク

6149

全電化駆動系の進化はまだまだ継続しており、近い将来に電気で動くバイクのデザインが抜本的な変化を遂げるかもしれない。まるで従来の設計に固執しているような電気バイクが多く走っている一方で、高度にカスタマイズされたバイクを売り出そうとする動きもある。イギリスのAgility Saietta、カナダのLito Soraが知られているが、日本の「ゼクウ(zecOO)」も注目されている。

ゼクウ(zecOO)のデザインを担当したのはZnug Design(ツナグ デザイン)の根津孝太。彼を含む各分野のエキスパートが集結し、斬新な電気バイクは完成した。いくつかのイベントで披露されたマシンは小規模生産の予定と伝えられている。

気になる性能だが、1回の充電で88kmから136kmの運転が可能。最高時速は120kmで、充電には6時間を要するとのこと。スーパーなバイクの仲間入りを果たしているかどうかは分からないが、数ある電動バイクの中では目立つ存在である。

製作費用は約600万円を要したようだが、正式な販売価格は未定となっている。これまでのバイクに比べると、乗り心地も快適そうなマシンが市販される日を今から楽しみに待ちたい。

この記事をシェア
0 0
記事のタグ